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キャッチコピー力の基本/川上徹也

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キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック

キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック

 

 

 ストーリーブランディングの川上さんが書かれた、キャッチコピーの「教科書」です。

 この本も、『年収を上げる読書術』の推薦図書なんですが、同じく推薦図書として挙げられていた『メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール』とのシリーズ物になっているようです。

 冒頭に、手元に置いて辞書的に使ってもらえれば、と書かれているように、体系的キャッチコピーのあり方みたいなものを述べると言うカタチではなくて、自分が訴求したいことをキャッチコピーにする際にどういう工夫をすれば、効果的なものになるのかという様々なテクニックを紹介するというカタチになっています。

 例えば、川上さんがご自身の著書でよくおっしゃっておられる、聞き手に取って「分ごと」になるようなコピーにするといったことを始めとして、いろんな例が、使用前使用後みたいな対比もされているので、コピーを手掛けられる方は、是非手元に置いてかれれば、便利かと…

 

こだわりバカ/川上徹也

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こだわりバカ (角川新書)

こだわりバカ (角川新書)

 

 

 ストーリーブランディングの川上さんがメジャー進出を果たした「バカ」3部作の完結編です。

 『物を売るバカ売れない時代の新しい商品の売り方 (ワンテーマ21)』『1行バカ売れ (角川新書)』に続いて出版されたこの本なんですが、あとがきで、この本を出したいがために、前の2冊を出版したようなものだ、といった趣旨のことをおっしゃっておられて、この本への意気込みをヒシヒシと感じます。

 内容としては、主に企業イメージを訴求する際のコピーライティングについて、ということです。

 冒頭で触れられているのが、飲食店などで「こだわり」に関するコピーをよく見ますが、そういう「こだわり」を謳う店の大半は、今一つ、じゃあ何にこだわってるの?というのがよくわからない、内容の希薄なコピーになっていることが多いと指摘されています。

 また、多くの企業が、企業全体のイメージなんかを訴求しようとするコピーにおいて、何をやっている企業なのかよくわからないコピーになっていることが多いともおっしゃいます。

 川上さんは、そういうコピーを「空気コピー」と酷評されます。

 なぜそうなるかと言うと、顧客と言う「海」に達するまでのコピーの「川の流れ」のうちの、商品そのものを訴求する「川下コピー」や事業展開を訴求する「川中コピー」と比べて、企業理念などの上位概念を訴求する「川上コピー」は売上などの業績への効果との関連が見えにくいこともあって、蔑ろにされがちだということなんですが、長い目で見ると、手痛いシッペ返しを食らうことになる、とおっしゃっています。

 だからこそ、自らの企業理念などについて、誰にでもその内容がイメージできるような簡潔な言葉で訴求することが、すべてのPR活動の起点になるということで、ココロして取り組むべきだということを強調されています。

 

 

テレビが伝えない憲法の話/木村草太

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テレビが伝えない憲法の話 (PHP新書)

テレビが伝えない憲法の話 (PHP新書)

 

 

 「知の怪人」佐藤優さんの新進気鋭の論客との対談を集めた『右肩下がりの君たちへ (ぴあ書籍)』に登場し、市井レベルで法律論を展開することができると称賛されていた、憲法学者の木村さんの著書を手に取ってみました。

 ワタクシ自身法学部出身で、公務員試験の受験もしたので、多少憲法の知識もあるつもりだったのですが、この本で紹介されているような、そもそもなぜ憲法なるものが必要とされるようになったのか、また憲法の「機能」はどんなものなのか?といった、そもそも論について、それこそ「市井レベル」で誰にでもわかりやすく語ったモノを見た記憶がありません。

 多少ムリヤリやわらかい表現をしようとしているのかな、と思えるところも無きにしも非ずなのですが、こういう「意義」の部分に始まって、近年論争を巻き起こしている、9条を始めとした改憲の論議などについても語られます。

 そういうところから話を聞くと、「改憲」の論点も明確になりやすくて、日本国民すべからく手に取ってみてほしい、と思う本です。

 

 

読んだら、きちんと自分の知識にする方法/宮口公寿

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読んだら、きちんと自分の知識にする方法 (PHP文庫)

読んだら、きちんと自分の知識にする方法 (PHP文庫)

 

 

 以前も、樺沢紫苑さんの『読んだら忘れない読書術』を読んで、かつセミナーにも参加して、このブログを備忘録的に活用、かつアウトプットの一環として活用するなど、実践しているわけですが、それでもどこか自分の読んだ本をちゃんと自分のモノにできているかどうかが不安で、またこんな本を手に取っています。

 で、確かにこの本、記憶術のプロで多くの人を始動されているということで、なんとなくおっしゃっていることの有効性は高いんじゃないかな、と感じさせるのですが、この本で紹介されている記憶術のキモとなる「イメージ化」の抽象度が高すぎて、イマイチどうやればいいのか、というのが具体的な行動に落とし込めなくて、ちょっと個人的に隔靴掻痒感が否めないところです。
 
 この人のセミナーを受けろ、ってことですかね…

 

 

さあ、才能に目覚めよう/マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン

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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

 

 

 以前、勝間和代さんがブレイクした当初に、散々推薦図書として挙げられていたのですが、最近、『年収を上げる読書術』の推薦図書として挙げられているのを見て、確認してみるとこのブログでは紹介していないことがわかって、再読の上、紹介しています。

 基本的に、この本は自分で新品を買わないと、本来的な価値を発揮しない本です。
 
 というのも、本のカバーの裏側にシリアルナンバーが振ってあって、それを使って自分の「強み」を確認することができ、その強みを生かすことで能力を伸ばしていこう、というのが趣旨です。

 とかく日本では、弱点を矯正するカタチでの能力開発を行うことが多いですが、その効率の悪さを指摘されているとともに、意外と多くの人が自分の「強み」というのを客観的に把握できていない…ひいては「強み」を活用できていない、と指摘されています。

 ということで、この本は「強み」を見つけることで、その具体的な活用法は、続編での紹介になりますので、追ってそっちも紹介していきます。

 

家のみを極める/土屋敦

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家飲みを極める (NHK出版新書 487)

家飲みを極める (NHK出版新書 487)

 

 

 料理研究家の方が書かれた「家のみ」のアテについての本です。

 家のみのアテって言っても、居酒屋でごくフツーに見かけるメニューを自分で作ってみて…というモノなのですが、料理研究家の方、かつ相当飲むのがお好きな方のようで、如何に酒に「合う」ような味にするか、ということについて、ハンパじゃないこだわりで紹介されています。

 そのメニューというのが、枝豆、刺身、揚げジャガ、オニオンスライス、お浸し、だし巻き玉子、ポテサラ、豚肉の味噌漬け、揚げ出し豆腐、焼きおにぎり、味噌汁という、突き出しから〆までのオーソドックスな居酒屋メニューなんですが、素材を切る向
きから、火を通す温度まで徹底的に酒に合うための工夫を凝らされています。

 アテづくりも酒の「アテ」とおっしゃっておられて、ちょっとこういうことをしながら、一杯やってみたい、と思わせるほど、ハマってしまいそうな予感が…

 

コーチングが人を活かす/鈴木義幸

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 この本も、『年収を上げる読書術』の推薦図書です。

 コーチングの本って、割とケーススタディ的な内容を中心にした本が多いのですが、この本はそういう「基礎編」みたいなものを卒業された方向けみたいです。
 
 というのも、コーチングって結構皆さんが、その可能性に期待してトライしてみるのですが、期待したほどの成果が上がらないということが多いんじゃないかと思います。

 そこでこの本は、そういう「見習い」的な人がつまずきやすいポイントも含めて、こういう時にはこういう風にしたらどうですか?といった、言ってみれば家電のトリセツの「故障したと思ったら」的な内容が多くて、コーチングをちょっとカジッた人に取って、「そこそこそこ!!」と痒い所に手が届くような思いがするかも知れません。
 
 「見習い」と言いましたが、著者ご自身のコーチングの経験も踏まえた対処も多く掲載されているので、さっきも言ったように、トリセツ的に使える本だと思います。