「デキる人」の脳/ノア・セント・ジョン

「デキる人」の脳

「デキる人」の脳

 何でこんな本を手に取ったかというと、訳者があのレバレッジシリーズの本田直之さんだから
ということで、ずっと気にはなっていたのですが、翻訳書って、フォトリ的に言うと、個人的に
結構アレルギーがあって、特にマインドマップがうまく書けないことが多いので、避けてました。

 ただ、最近、毎日本を読んでる関係で、アマゾンのマーケットプレースと、図書館を多用して
いる関係もあって、それらに存在する本で、ちょっとでも興味のある本に片っ端から手を出して
いるという状況なもんで、手にとって見ました。

 この本も、章立てが8章もあって、ちょっと引いたのですが、翻訳の時の構成がいいのか、
そんなにマインドマップ化にも苦労することがありませんでした。

 何より、語り口がやわらかく、シンプルなんで、スッと頭に入ってくる感じでした。

 この本では、自己啓発本をいくら読んでも成功しない人に言及していて、それはなぜかというと、
そういう人たちは、成功するための知識は、きっと十分に持っていて、一つだけ足りないのは、
成功に向けて動き出す行動に対して、潜在意識がかけるブレーキの外し方を知らないことだと
言うことです。
 そのためには、自分のゴールを明確にし、実現に向けてどうするかということに意識を集中し
最短距離で向える方法を考えるということです。

 結構、気分がスッキリする内容なので、ヘコんでいるときにいいかもしれません。