不機嫌な職場／高橋克徳・河合太介・永田稔・渡部幹

不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書)

　ふと、図書館で借りようとして蔵書検索をしてたら、ずーっと貸し出し中だったんで、
却って気になった本でした。

　近年、職場の雰囲気がギスギスしている状況を抱えたところが多いと思うのですが、
その現状の共有、対策がうまくいっている会社の事例紹介を経て、解決策の提示という
流れになっていますが、こういう本って、マインドマップを書く、というフェイズに
おいては、私のやり方では、どうしても解決策の提示にフォーカスしてしまいがちに
なります。

　たぶん、こういう本って、事例紹介のところの行間に著者の言いたいことが満載なん
だろうなあ、と思いつつマインドマップを書いております。

　こういう時って、結局ポストリーディングが長くなります。

　あ、内容ですが、やっぱり不機嫌になる原因は、コミュニケーションの欠如に
尽きるんでしょうね。
　成果主義とかそういう制度が、どうしても個々の社員のベクトルが内向きになる
のですが、それを共有化することによって、より大きな成果を出せるような組織設計
が必要になるんでしょうね。