専業主婦の私が1億円社長、ダンナが専務/鈴木ゆり子

 夫婦で不動産経営をされている方の本です。

 この本は、ご主人がリタイアされた後、本格的に不動産経営をされて
いるんですが、ご主人がエンジニア、サラリーマンとしての経験を活か
して、メンテナンス、会社運営面を担い、奥様が「オバハン」としての
コミュニケーション能力、「勘ピュータ」の冴えを生かしての、物件取
得などの経営判断を行う、といった分担をしておられます。

 まあ、個人的には、管理を自分たちでするのはどうかな、と思う部分
もあるし、競売物件を多く取り扱われていたり、自己資金をかなり重視
されている部分など、同意しかねる部分はあるのですが、こういう風に、
歳を取ってから、ヨメと一緒に何かできたらいいなあ、とちょっと羨ま
しく思いました(笑)