子どもの英語力を育てたいお母さんのための本/マスミ・オーマンディ

子どもの英語力を育てたいお母さんのための本―楽しみながら自然に学べる正しい方法

子どもの英語力を育てたいお母さんのための本―楽しみながら自然に学べる正しい方法

 ネイティブのご主人と共に、子どもの英語教育をされている方の著書です。

 全体の印象としては、非常にバランスがいいなあ、と言うことを感じました。
 と言うのも、今からの世の中では英語力が必須になるので、何が何でも、子
どもが英語力を付けさせる、と言う親がいて、それを煽る英語教育に従事する
人がいたりします。

 それに対して、この方は、子どもが健全に育っていく中で、英語と触れ合う
楽しさを持ちながら、自主的に英語に取り組むようにしてきたい、ということ
で、カリキュラムというか、指針を立てておられます。
 その中で、一応仮置きというか、英語教育の中心的な役割を果たす人と言う
ことで、「お母さん」のサポートが、子どもが英語の学習を続けていくための
鍵になると言われています。

 妙に、ガツガツするわけではなく、自分自身も英語の習得をやり直すような
意味合いで、楽しみながら子どもと英語を学習していく態度が理想のようです。

 具体的な学習法としては、あくまでも耳から学ぶことが重要になるようです。
 開始年齢としても、日本語のボキャブラリーが増えすぎて、カタカナの語彙
が増えすぎない、4、5歳あたりが理想だとされています。
 特に、カタカナの発音が致命的だということで、その矯正も、正しい発音の
リスニングを重ねていくことでやっていこうと言うことです。

 あとは、子どもに取って、英語を学んでいくきっかけを作るということで、
外国人と交流することを薦めておられます。

 何か、これ見てると、ウチって、メッチャ理想的やん!とココロの中で自画
自賛してしまいました。
 これからも、いい傾向を絶やさないように、ガンバりまーす!