- 作者: 三木崇
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2012/06/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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学習塾で指導されている方の著書です。
なぜ1.5倍?と言うと、2012年度のカリキュラムから、脱ゆとり教育が鮮明になり、
中学校での学習量が1.5倍程度になるようです。
で、その学習量の急増に対応するにはどうすればいいか、ということで、子供が
学習に自発的に取り組むようにしよう!というのがこの本の趣旨です。
まあ、中学生の親御さんがメインのターゲットなんで、ウチとしてはもうちょっと
猶予があるんですが、現時点でも示唆に富んだ内容となっています。
まず、前提として、子供が自分で勝手にやる気を持つことはない!というのを
前提にして、モノを考える必要があるようです。
そのためにどうするか、と言うと、最低限、親が逃げない、ということです(汗…)
それも、ただただ、勉強しなさい!といってせっつくのではなくて、ちゃんと
子供と勉強に、しっかりと親自身も向き合う必要がある、ということです。
で、ここでなぜ中学生か、ということなのですが、中学生は、親の庇護→自立の
過渡期にあって、親のスタンスとしても難しいところがある、というところと、
段々と、学習の内容が難しくなっていって、親の知識がついていかなくなってくる、
というところで、非常に困難な時期だから、なようです。
この本では、親が子供に対峙する際の、Before Afterということで、しっかりと
ありがちな対応例→ありたい対応例がケーススタディとして示されていたり、各
科目ごとに、抑えるポイントが示されていたりと、カユイところに手が届く内容と
なっています。
一応、メインターゲットは、中学生の親御さんですが、それより年齢の低いお子さん
をお持ちの方は、是非是非、手にとって読んでみてください!!
きっと、何か大きなヒントを見つけられるはずです!