LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/06/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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昨日紹介した『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと』
の続編というか、深化バージョンというか、かなり重複している内容も多いのですが、
まあ、それだけ強調して言いたいことなんだ、ということで、あまり気にしないこと
にしましょう!(笑)
「自由」を享受することで幸福になろう、と言うテーマに変わりはないのですが、
"Less"がテーマになっていることもあって、「減らす」ことが如何に「自由」につながる
か、ということに重きを置かれています。
まあ、それだけ日本人にとって、アメリた的な物質重視主義に基づく物欲というのは
根が深いということなんでしょうけど…
特に、仕事と住むところから自由になることによりもたらされる精神的な充実という
ところを強調されていて、そのために、物欲や持ち物そのものを減らすことを提唱され
ています。
で、特に「仕事」から自由になるという考え方の究極のカタチとして、「仕事」と
「遊び」の垣根を無くす、ということをおっしゃっています。
どういうことかというと、楽しんでやっていることが、「お金」につながっている、
ということで、あー仕事に行くぞ、と言うんじゃなくて、自然に生活していること、
楽しみとしてやっていることを「お金」につなげていくことを考えることが、「自由」
につながる、とおっしゃっています。
本田さんは最近よく言われる「草食系」の若者たちを非常に高く評価されています。
「物欲」オヤジからは、覇気がないとか言ってとかく評判が良くないのですが、本田
さんは、こういう傾向は、ライフスタイルの進化の結果出てきたものだとおっしゃいます。
まだまだ、個人的には「あれが欲しい、これが欲しい」というのがありますが、
ちょっと、というか、結構深く考えさせられましたね…