「たった1人」を振り向かせると、100万人に届く。/阪本啓一

「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。 (「市場の空席」を見つけるフォーカス・マーケティング)

「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。 (「市場の空席」を見つけるフォーカス・マーケティング)

 この本を読みながら、『ビジネス脳を磨く/小阪裕司 - turbo0828の(できるだけ)毎日フォトリーディング
のことを思い出していました。

 顧客へのリーチの仕方が根本から変わっているのにも関わらず、企業側があんまりそういう
自覚が無くて、意識レベルでそういう概念を根底から覆さなくてはいけない、ということを
訴えられているような気がします。

 冒頭で、これがなくなると自分のビジネスが根底から立ち行かなくなってしまうものは何か、
ということを問うています。

 逆説的に言えば、それこそが自分のビジネスの存立理由だと言えるのですが、そこまで突き
詰めた上で、自分のビジネスの価値を見直し、それを「誰に」提供できるのか、ということを
真剣に考える必要があるようです。

 そういうターゲットを見つけて、そこにちゃんとアプローチできれば、その受益者がアツい
キモチで周囲の人に伝播するものなのだ、ということなのでしょうか…

 やっぱり、この人の本、スゴイわ!