クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために
- 作者: オースティンクレオン,Austin Kleon,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前、一緒の部署だった同僚が貸してくれたのを読んでみました。
これは、スゴイ本です!
アーティストって言うと、「オリジナリティ」が命で、それをもがき苦しんで
生み出すもんだ、と思っていませんか?
ワタクシはそう思っていました。
でも、この本の作者によると、マネをしなければ何も生まれない、とまで言い
切って(というか、そういう主旨の、過去の偉人の発言を引用されているので
すが…)居られます。
ただ、単純にマネをするのでは、パクリになってしまうのですが、いろんな
人のマネをしていいとこ取りをするとか、自分だったらこうするのになあ、と
いうところをちょっと変えてみれば、立派に「オリジナル」なんだ、ということ
です。
一番印象的だったのが、好きで好きで…というアーティストがいたら、その
人の「コピー」に陥ってしまいがちなんですけど、傾倒して、新作が待ちきれ
なくて、という場合、そのアーティストの世界観にハマりこんで、あたかも
そのアーティストになりきって、待ち遠しい「新作」を作ってみる…それは、
まさしく「オリジナル」なんでしょうね。
いやー、アーティストって別世界の人だと思っていましたが、意外と「近い」
のかも…