クリエイティブの授業/オースティン・クレオン

クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST

クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために

 以前、一緒の部署だった同僚が貸してくれたのを読んでみました。

 これは、スゴイ本です!

 アーティストって言うと、「オリジナリティ」が命で、それをもがき苦しんで
生み出すもんだ、と思っていませんか?

 ワタクシはそう思っていました。

 でも、この本の作者によると、マネをしなければ何も生まれない、とまで言い
切って(というか、そういう主旨の、過去の偉人の発言を引用されているので
すが…)居られます。

 ただ、単純にマネをするのでは、パクリになってしまうのですが、いろんな
人のマネをしていいとこ取りをするとか、自分だったらこうするのになあ、と
いうところをちょっと変えてみれば、立派に「オリジナル」なんだ、ということ
です。

 一番印象的だったのが、好きで好きで…というアーティストがいたら、その
人の「コピー」に陥ってしまいがちなんですけど、傾倒して、新作が待ちきれ
なくて、という場合、そのアーティストの世界観にハマりこんで、あたかも
そのアーティストになりきって、待ち遠しい「新作」を作ってみる…それは、
まさしく「オリジナル」なんでしょうね。

 いやー、アーティストって別世界の人だと思っていましたが、意外と「近い」
のかも…