自分が変わるための15の成長戦略/ジョン・C・マクスウェル

自分が変わるための15の成長戦略: 人は何のために生きるのか、働くのか (単行本)

自分が変わるための15の成長戦略: 人は何のために生きるのか、働くのか (単行本)

 『部下を定時に帰す仕事術 (ポケット・シリーズ)』などの著書で知られ
る佐々木常夫さんが、「監訳」者というよくわからない立場で名前を貸し
ておられるということもあって手にとって見ました。

 「監訳」って、どれくらい関与してるんですかね…といつも訝しげに
不思議に思っています。

 それはどうでもいいとして、ド・自己啓発本です。

 基本的に自己啓発本というのは、いろんな意味で読者を「成長」させる
ためにかかれたものだと思うのですが、ここまで丁寧に「成長」にフォー
カスした本ってあんまり記憶にないです。

 そもそも「成長」って何なのか、ということもあると思うのですが、
端的に言えば、まずは「目的」を設定し、そのために何をするのか、と
言うことになると思うのですが、とにかくまず1歩目を踏み出すことの
重要性を語られています。

 個々の内容は、他の「自己啓発本」でも見られる内容なのですが、こと
「成長」ということに関して、ここまで体系的に捉えた本は稀有だと思い
ますので、自己の成長に興味のある人は、是非一読の程を!

 まあ、冒頭で「監訳」に関して懐疑的なことを申しましたが、佐々木さ
んの序文もなかなか「沁みる」内容なので…