頭の働きが「最高によくなる」本/築山節

 これまでも、このブログで何冊かの著書を紹介している築山先生の著書で、
いままで紹介した著書と被る部分もあるのですが、「頭の働きをよくする」
という切り口で、普段の生活からできる工夫を紹介されています。

 ちょっとショックだったというかビックリしたのは、「頭の回転を上げる」
という言い方をしたことがあると思うのですが、築山先生によると、それは
有り得ないことのようで、いかに自分のスケジュール工夫して、頭を使う作
業を頭の冴えた時間に持ってくるか、くらいのことしかできないようです。

 ただ、キチンと頭の冴えた状態が定期的にくるように、長時間連続の作業
を避けるとか、睡眠の質を上げるとか、食事の内容に気を配るということが
必要なようです。

 あと、特にマジメな人は注意が必要なのですが、仕事や責任を抱え込んだり
してストレスを溜めることが、短期的にも長期的にも脳のパフォーマンスを
下げることになるので、マメにストレスを開放したり、発散したりすること
が重要だとおっしゃっていて、そのための方法も紹介されています。