- 作者: ひすいこたろう
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今回は、いつものように名言はちりばめられているのですが、その
存在を時折忘れてしまうほど、強烈なメッセージ性を感じさせる構成
でした。
普段我々は、あんまり「死」を意識することは無いとは思うのです
が、人間が自分の「生」を十全に生きるためには、常に「死」を意識
することが必要だとおっしゃいます。
武士の佇まいがなぜ、ああも美しく感じられるかというと、彼らは
常に「死」を念頭に置いて、普段の「生」を生きていたからだとも
おっしゃいます。
現在の我々が常々そう考えるというのも難しいことかもしれません
が、時折そういうことを思い出して、ホントにコレでいいんだろうか、
と自問してみるだけでも、意義があるのかもしれません。
ちょっと、いろんなことを考えすぎて、表面的なことしかお伝え
できていませんが、是非是非、一度読んでみてください。