- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2011/08/27
- メディア: 単行本
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勝間さんが、漫画家の西原理恵子さん、倉田真由美さん、ビジネス書著者の
小室淑恵さん、アナウンサーの小島慶子さん、大江麻理子さん、大橋未歩さん、
松丸友紀さんと対談した様子を集めた本です。
表紙に、「男子は読まないでください。注:ショックを受ける場合があります。」
とありますが、そこまで過激と言うか、ショッキングな内容ではありません。
全体に、女の人が、「どう仕事と対峙していくか?」という共通のテーマが
流れているようです。
最初の西原さんとの対話で、勝間さんも常々おっしゃっていますが、女性も
仕事を持っておかないといけない、ということで意見の一致を見ていますが、
勝間さんはイザと言うとき自立した状態にあるため、というスタンスですが、
西原さんはもう一歩進んだというか、ハラが据わった感じで、たとえダンナに
何かがあっても、路頭に迷わないために、ということまで視野に入れている
ようでした。
あとは、仕事の場で「かわいらしさ」をどう扱うか、とか、出産や子育て
と仕事との調整をどうするか、といった女性ならではの切実なトピックがそれ
ぞれの経験を踏まえたカタチで語られていて、男性のワタクシが読んでも参考
になると言うか、身につまされる部分があり、こういう葛藤を超えて、仕事に
取り組んでおられる女性って、ホントにスゴイな!と心から思える本です。
最近、勝間さんの本に批判的なコメントが続いていましたが、こういう企画
力は、やっぱりサスガです!