読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]/奥野宣之

読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

 このブログでは紹介していませんが、一時期、このデジタル自体にアナログな
情報管理の手段として話題になった、『情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』の
奥野さんの「1冊のノートにまとめなさい」シリーズの1冊です。

 先日も、いかに読んだ本の内容をアタマの中にとどめるか、と言うテーマでの
本をこのブログで紹介しましたが、ワタクシにとっては永遠のテーマを取り上げ
てくれています。(実は、このブログもワタクシの備忘録代わりだったりするの
ですが…)

 本の内容をアタマの中にとどめると言うのは、読書の量と質との折り合いを
どうつけるか、ということになるのですが、この本で紹介する方法は、ワタクシ
にとっては、ちょっと「質」に寄り過ぎということで、実際に試すことはない
とは思いますが、通読→ドッグイヤー→マーキングという3段階で本を読む、と
いうのは、どうしても内容を深く押さえたい本には、役立つ読み方かも知れません。

 それよりも、ワタクシにとって、この本が有益だったのは、読みたい本の候補
をしっかりと管理するという方法と、如何に関心のあるテーマについての本の
アンテナを上げるか、ということだったりします。

 どうしても、本を読んでいる中で、記述されている内容に関連するテーマの本
を読みたいな、と思うことがあるのですが、ついつい読み終わったら忘れてしま
て、後になって「あれ、なんやったっけ?」みたいになって悔しい想いをする
ことが多いのですが、読みたい本や、読みたいテーマに関するキーワードを、
その場で書き出しておいて、リスト化もしくは検索のための備忘録をとっておく
というのは、言われて見れば単純なことなんですが、今まで思いつきませんで
した…