- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/01/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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会議とかで、あーそういう見方があったか!!みたいな視点を提示されて、
議論の流れが180度ひっくり返ってしまったことってありませんか?
副題というか、タイトルの続きにもありますが、モノをみる視点がまずけ
ればいくら立派な論理で組み立てても、入り口が間違っていることになるの
で、全く成果が現れません
そういうことについて、山田さんは、
説得力 = 目のつけどころ × 手段 × 権力
という数式を紹介されていて、いくら権力があって、手段がよくても、目の
つけどころがゼロであれば、説得力もゼロになってしまうということです。
目のつけどころって、才能みたいに感じますが、山田さんによると、それ
もトレーニングによって向上させることができるということで、まずは、
できるだけ多くの視点を持つことだ、とおっしゃっていて、どうしても一面
的にしかモノを見られない人のために、違った側面からモノを見るためのヒ
ントを多々紹介されています。
そのあと、その視点のアイデアの落とし込みなんかも紹介されていますが、
「目のつけどころ」という主題もあってか、「目のつけどころ」の説明ほど
のキレはないですが、「目のつけどころ」だけで十分価値の高い本です。