マルチリンガルの外国語学習法/石井啓一郎

マルチリンガルの外国語学習法  (扶桑社新書)

マルチリンガルの外国語学習法 (扶桑社新書)

 まあ、ウソではないんですが、タイトルにヤラれた感がぬぐえ
ない本だったりします。

 ちなみに、著者はスペイン語、ポルトガル語カタルーニャ語
フランス語、イタリア語、ラテン語ルーマニア語ペルシャ語
…といった具合に20ヶ国語を使用するに至ったということなので
すが、基本的には、興味の赴くままにいろんな言語の文献を探索
していたら、結果としてこうなったと言うことのようで、あんま
り積極的に会話に使おうということではないようです。(ある程
度は、会話もされるようですが…)

 内容も、学習法というよりも比較外国語論みたいな感じで、多
分著者に悪気は無いんでしょうけど、このタイトルは“盛り過ぎ”
じゃないですか?