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部下にはレアルに行けると説け!!/矢野大輔

 

部下にはレアルに行けると説け!!

部下にはレアルに行けると説け!!

 

 

 よく意味の分からないタイトルですが、前々日本代表監督・
ザッケローニ氏の通訳を務められた方の著書です。

 冒頭で、確かにザックジャパンは、目標である、グループリ
ーグ突破を果たせなかったどころか、未勝利のままブラジルW
杯を終えてしまったということで、勝負の世界で失敗と位置付
けられるのは止むを得ないけれど、それをもってザックジャパ
ンの4年間何も意味がなかったとされてしまうのはあまりにも
惜しいということで、ザッケローニ氏の組織マネジメントの
素晴らしさを紹介した本です。

 再三、この本の中で紹介されているのが、ザッケローニ氏の
マネジメントの要素の中で、メンバーを“よく見ている”もし
くは、“見ていることを意識させる”と言うことです。

 どうしても、出場するメンバーが限られるサッカーのチーム
の中で、出場機会の限られるメンバーがクサッてしまって、そ
こからチームの崩壊が始まるということも、よくある話のよう
ですが、ちゃんとそういうメンバーにも、ちゃんとガンバって
いるということを見ていて、それが一定の水準にあれば、ちゃ
んと“使う”と意識させているということです。

 また、積極的にメンバーの意見を求めることで、その人を
尊重しているんだ、ということを示すこともあったようです。

 ブラジルW杯後の報道では、ザッケローニ氏がいい人過ぎる
ことが“敗因”だとする向きもあったようですが、ひょっと
すると“進み過ぎた”マネジメントだったのかもしれませんね。