韓国人による沈韓論/シンシアリー

 

韓国人による沈韓論 (扶桑社新書)

韓国人による沈韓論 (扶桑社新書)

 

 

 昨日紹介した『恥韓論』の続編です。

 続編では、去年発生したセウォル号沈没の海難事
故を例にとって、「反日」が韓国社会に与える悪影
響について語られます。

 一見、反日と海難事故の対応って、全く関係が無
いように感じますが、著者によると、「反日」に基
づく思考が、責任をとらない体質をもたらしたと
言うことです。

 どういうことかというと、自分に都合のいい結果
については自分の成果として、都合の悪い結果につ
いては、ひいては日本のせい、とコジつけることで、
自分の責任ではない、とすることが、そこかしこで
みられるということです。

 そういう体質が、セウォル号の沈没事件において
顕著に出た結果、大惨事となってしまったというこ
とで、著者は、事故ではなく「事件」だと言ってい
ます。

 それにとどまらず、「反日」が韓国人の思考の
ベースにあることによる弊害が少なからずあるとい
うことですが、既に骨の髄まで浸透した「反日」か
ら脱却することについては、既に諦めておられるよ
うにも受け取れます。

 中国が戦略的に「反日」を「利用」しているのに
比べると、韓国は感情論の色が強いことが、諸外国
にもバレていて、それがゆえに韓国の「地位」を貶
めてしまっているのが残念な気がします。