『物を売るバカ売れない時代の新しい商品の売り方 (ワンテーマ21)』
に続く「バカ」第2弾ということなんでしょうか?
これまで、ストーリーブランディングを提唱して来ら
れた川上さんですが、この本では、その背景にあるスト
ーリーを含めて、ニュアンスを1行で伝えられるように
なると、大ヒットにつながる…かも知れない、というこ
とです。
但し、川上さん自身、商品そのもののコピーはあまり
得意とされていないことを告白されて、かつ、こういっ
たツボをつけば大ヒットする、という「王道」みたいな
ものを見いだせていないとしています。
とは言いながら、過去に、全く無名の状態から、「1
行」をひねり出したことにより、想像もできないような
ヒットを生み出した事例を集めて、こういう風にすれば
可能性が高まる、といった「成功法則」になるかもしれ
ない要素を考察されています。
ただ、やっぱりストーリーブランディングとつながる
要素はあるようで、受け手にとって自分のことだ、とリ
アルに思ってもらうことが重要なようで、如何に響くか、
ということを考え抜いて、ようやくスタート地点…コピ
ーって、ホントに難しいですね…