人事の観点から求められる人材を語る楠木さんの
著書です。
就活本でもかかれていましたが、日本の会社でど
んな人が求められるのか、ということがより広い意
味合いで取り上げられています。
それって実は、就活生や中途入社の人だけでなく、
既にいる人を抜擢する場合であっても、必ずしも、
持っている能力を第一義としてセレクションを行う
というよりも、日本では、如何に周囲と協調して仕
事を進めていけるか、ということが重視されるとい
うことを、人事担当者としての経験、人事関連の著
作を行うための取材をした経験のいずれからも、一
貫してみられた傾向だということです。
ちょっと能力があるからといって、突っ走ると足
元を掬われるよ、というのが、この本で言う「裏ル
ール」のようで、自分の能力に覚えのある人は、是
非この本を読んで、教訓として欲しいものです。
ということで、2015年最後の投稿となりました。
今年も無事、一日欠かさず365日投稿することが
できました。
お読みくださった方々、誠にありがとうございま
した。
来年も、明日から投稿してまいりますので、よろ
しくお願いいたします!