- 作者: 小阪裕司
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
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『日経MJ』での小阪さんの連載を集めた本、Part2です。
1冊目のサブタイトルは『儲けの王道が見える88の話』ということでした
が、今回は『商いの真髄がつかめる88の話』ということです。
ただ、時期によって大まかな傾向はあるものの、連載ものなんで、この
時期はこのコンセプト、みたいなものは希薄で、いつもの小阪さんのお話を
具体的な、各店舗の実例にのせて…という感じです。
ただ、この本では、お客さんとの関係性に関するお話が多く取り上げられ
ています。
先日紹介した『お客さまの「特別」になる方法』で、お客さんとの「絆」
が商売に果たす役割と言うことについて取り上げられていましたが、如何に
してお客さんとの「絆」を作るか、ということについて、様々な取り組みが
紹介されています。
お客さんとの「絆」なんていうと戸惑ってしまうかもしれませんが、突き
詰めて言えば、身近にいる人と仲良くするにはどうしたらいいだろうか?
という人対人のお話になるんじゃないか、という気がします。
要は相手のことに心を配って…ということで、それを意気に感じてもらえ
れば、相手からも、こちら側への配慮があり、ひいてはそれが購買につなが
る、ということなんでしょうか…