もし顔を見るのも嫌な人間が上司になったら―ビジネスマン危機管理術 (文春新書)
- 作者: 江上剛
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/07
- メディア: 新書
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銀行を舞台にした小説で知られる元銀行マンの作家である江上さんのビジネスパーソンの危機管理に関するQ&A集です。
元々ワタクシに取っては、ある程度齢を取られてから走り始めたことを書かれた本を読んで、勝手にオジサンランナー仲間だと親近感を感じていた訳ですが、最近は、テレビのワイドショーのコメンテーターとしてなかなか歯切れのいい発言をされているのが印象的だったりもします。
で、そういう江上さんが答えるビジネス上の悩み相談のようなスタイルの本なのですが、なかなか回答がアグレッシブで笑えます。
モチロン、プランBと言うことで、ある程度マイルドということで落としどころは用意されている訳ですが、プランAの過激さが…江上さんと言う方は、こういう志向を持たれていたのですね…
まあ、全体的に言ってみれば、苦境に陥ったとしたら、公明正大と言うか、冷静な時に、周囲のシガラミをかなぐり捨てて考えれば、そういう結論になるんだろうな、という結論を選ぶことが長い目で見て正しい決断になるんだ、ということのようです。
まあ、それが選べるんなら苦労はしないんですけどね…と思えなくもないですが…