かわいがられる力/安田正

 

かわいがられる力

かわいがられる力

 

 

 英会話の研修を主催する会社を運営されている方の著書で、ワタクシは未読なんですが、昨年話題をまいた『英語は「インド式」で学べ!』を書かれた安田さんの著書です。

 「かわいがられる」って言うと、これまでもそういった本は出版されていて、コチラのブログでもいくつかそういった本を紹介しているのですが、そういう本って、ちょっとコミカルというか、揶揄したようなところが感じられる本が多いのですが、この本はマジメです。

 モチロン愛想をよくして相手の印象をよくするという表面的な部分も重要なことに変わりはないのですが、それだけでは、長い目で見て「かわいがられる」と言う訳には行かないでしょうし、それを永続的なものにするためには、相手との信頼関係をしっかり築いていくことが必要になるでしょう。

 そのためには、まず「相手のことを好き」になって、一生懸命相手のためになることを続けるということのようです。

 時には、相手にキビしいことを言う場面もあるということですが、信頼関係があって、それが心底相手のことを考えてのことであれば、真摯に受け取ってもらえるということです。