何があっても一家4人を食わせていくだけのお金を稼ぎたいならスモールビジネスをやるしかない/中村裕昭

 

何があっても一家4人を食わせていくだけのお金を稼ぎたいならスモールビジネスをやるしかない

何があっても一家4人を食わせていくだけのお金を稼ぎたいならスモールビジネスをやるしかない

 

 

 かなり切羽詰まったタイトルですが、それだけに夢みたいなことを言っている起業本とは一線を画しています。

 この本が出版されたのは2013年なんで、執筆されていた頃はおそらく民主党政権が終わるか終わらないかの頃で、日本経済がデフレのどん底を見ている状況で、倒産やリストラといった話が多くの日本人にとって他人事ではなかった時期だと思われます。

 そんな中で恥も外聞もなく、とにかく明日の生活費を捻出するためにどうするか、ということがこの本のてーまです。

 とりあえず当面の生活費を捻出するくらいの稼ぎを出すというのは、そこまでハードルが高くない、ということで、必死になって取り組めば、ある程度の確率で実現できるようでもあります。

 ただ、失敗するわけにいかないので、その事業のスクリーニングはしっかりと行う必要がある訳ですが、時間とお金を掛けずに、かつ大手が手を出さないような分野で…と
いった感じでかなり具体的な絞り込みの条件を提示されていて、非常に参考になります。

 最後に、どうしても切羽詰まってスクリーニングすらしている余裕もない、という人のために、ご自身が展開されている放置自転車撤去をやってみないか?というお誘いが
あります。

 現時点でまだこの勧誘が有効なのか確認していませんが、それほど切羽詰まった人は、アクセスしてみませんか?