バビロンの大金持ち/ジョージ・S・クレイソン

 

バビロンの大金持ち The Richest Man in Babylon

バビロンの大金持ち The Richest Man in Babylon

 

  久々に、『妻社長』の推薦図書です。

 この本は、古代都市バビロンでの伝説をベースに書かれた本のようで、大金持ちが民衆に対して、資産を増やす方法のレクチャーという設定になっています。

 どこまでがホントの“伝説”なのかはわからないのですが、太古の昔からお金を増やす方法って言うのは、そんなに変わっていないんだなあ、ということと、それを実行できる人が如何に少ないか、ということです。

 まず最初に書かれていることは、稼ぎのうちの10%は取っておいて、残りで出費をまかなえるようにすることなんですが、多くの人はついついお金があると、いらないものを買ってしまうようです。

 それが安定的にできるようになったら、投資に進むわけですが、

  ・元本が保証され
  ・望んだ時に換金でき
  ・適正な利息を間違いなく回収できる

条件を兼ね備えたモノにのみ投資せよ、ということです。

 ということで、こういうベーシックな方針の重要性というのを改めて振り返り実行することが、お金持ちへの最短距離なのかもしれません。