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「婚活」時代/山田昌弘、白河桃子

 

「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)

「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)

 

 

 昨日に引き続き、白河さんの著書の紹介なのですが、どうやらこの本の元となったAERAの記事から「婚活」という言葉が誕生し、「婚活」論のはしりとなったのがこの本のようです。

 そもそも「婚活」というコトバが出てくる背景には、それまでの昭和的な状況の下では、結婚は、ある意味引かれたレールの上に乗っかっていれば、よっぽどのことが無い限り、収まるところに収まるものだったようです。
 
 例えば、会社が男性社員のヨメさん候補を事務職として雇用したりとかって感じで…

 でも会社にもそういう余裕がなくなったり、男女雇用機会均等法の施行で、女性社員を腰掛みたいな感じに扱えなくなったり、また、会社が「専業主婦」の家庭を養うだけの給料を払えなくなったり…等々の事情で、結婚に向けた恋愛市場が一気にオープン化したということで、それなりに自助努力をしないと結婚が出来ない状況になったことで、結婚に向けた“努力”に当たるコトバとして「婚活」が取りざたされるようになった、と言うことのようです。

 「婚活」と言うと、多くの場合女性側の活動が取りざたされがちですが、なぜかと言うと、「専業主婦」をさせてくれる男性の争奪戦の激しさからそうなるようで、必ずしも「婚活」の活性化が結婚率の向上にはつながるというわけではなさそうです。