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日本ラグビー凱歌の先へ/日本ラグビー狂会

 

日本ラグビー凱歌の先へ

日本ラグビー凱歌の先へ

 

 

 この本の著者の日本ラグビー狂会というのは、約20年前、ラグビー日本代表が、南アフリカW杯において、147対17という今なおW杯の最多得点差記録として残っている惨敗を受けて、『ラグビー黒書―145点を忘れるな!』という、当時の日本ラグビー協会の無策ぶりを糾弾した本を出されたことで知られる、ラグビー狂を自任するライター集団です。

 で、20年を経てのイングランドW杯での「快挙」を受けてのこの本です。

 どんな内容かと言うと、執筆陣、快挙に呆けてしまったのか、好きなことを勝手気ままに書きまくっています。

 マジメな人は、この「快挙」におぼれず、2019年に向けて…といったことを書かれていますが、多くの人は、自分の観戦記なんかマシな方で、自分の観戦歴をダラダラ書く人や、マニアックな戦術論に終始する人、挙句の果てには、全然関係のない高校ラグビーのことを書く人まで…

 あんたら、ラグビー人気を取り戻すために!って言ってたんとちゃうんか!?

 本来なら、ワタクシも激怒!!の内容ですが、ブルームフォンテーンの惨劇から、ただひたすら忍従の20年を経ての「ブライトンの奇跡」な訳です…ちょっと位呆けてしょうがないでしょう。

 あの勝利をきっかけにラグビーに興味を持って、書店のラグビー本の平積みからこの本を手に取った人にとっては災難でしかないですが、この20年の彼らの苦難の歴史を思えば、許してやってほしいと思うワタクシでありました。