嘘韓論/シンシアリー

 

韓国人による恥韓論 (扶桑社新書)

韓国人による恥韓論 (扶桑社新書)

 

 

 韓国人による「反日」本も、もう5冊目です。

 今回は、慰安婦問題の日韓合意を受けて、ということだったので、その件についての韓国人の一般的な受け止め方に関することへの言及があるかと期待していたのですが、多少触れられてはいるものの、肩透し感が否めないレベルの内容にとどまっていました。

 今回は「嘘」韓論ということで、韓国人の「嘘」が多く紹介されています。

 そもそも「愛国」≒「反日」ということで、「反日」のためならば、デタラメなウソも許されるということが、これまでの4冊にも紹介されてきていますが、この本では、そもそも大韓民国の存立自体がウソで固められたものだということを紹介されています。

 何千年も前の神話の世界のことならばともかく、わずか70年程度前のことを、ちょっと真剣に考察してみればあり得ない論理を、「反日」の辻褄があいやすいということで、国家の成り立ちまでウソを通すというのはオドロキです。

 そういうことかと言うと、韓国は1919年の日本統治下における臨時政府の成立を以って「建国」とするというのが、今の韓国政府の公式見解ということなんですが、それ自体が相当アヤしい、と言うか、この本によると、「ありえない」ことなんだそうです。

 改めて「反日」のためならどんな「嘘」もいとわない、こんな国とマジメに付き合おうと思いますか?と問いかけておられますが、このシリーズって韓国国内にバレてないんですかね?