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ベストゲーム/古田敦也+NHK取材班

 

ベストゲーム プロ野球最高の名勝負 (ヨシモトブックス)

ベストゲーム プロ野球最高の名勝負 (ヨシモトブックス)

 

 

 この本は、NHKのテレビ番組から作られた本で、番組の中で、古田さんが、実際に対戦された方が関わっている試合を中心に、日本のプロ野球の「ベストゲーム」の勝負のアヤを紹介されるという本です。

 その中で、試合の流れの紹介とは別に、古田さんが、

   ・Catcher's Eye
   ・Batter's Eye
   ・Leader's Eye

ということで、それぞれの試合において、それぞれの立場でポイントとなったことについて語られます。

 またこれが、古田さん自身が関わった試合もあり、対戦してよく知っている選手や監督もあり、ということで、その心理の深いところまでを考察されていて、非常に興味深い内容になっています。

 個人的にこの本の中で一番印象的だったのは、ワタクシ自身、ピーク時のパフォーマンスだけを見れば、NLB史上最強の投手だと思っている伊藤智仁投手が、奪三振記録を作りながら敗れた試合です。

 当然、この試合は古田さんがマスクをかぶられていた試合なのですが、リスクがありながら「攻めて」、結局好投しながらも破れてしまったということに、バッテリーの「美学」を感じさせます。

 古田さんの野球の解説本はいくつか読みましたが、この本が、マニア度のバランスが一番いいという印象を受けました。