この本は、クリスチャンでノートルダム清心学園の理事長を長年勤められている方の著書です。
タイトルは渡辺さんが、36歳の若さで大学の学長に任命され、若くして学長となったがゆえに苦闘していた頃に、宣教師の一人から手渡された英詩なんだそうです。
この本の中では「神は力に余る試練を与えない」ということも繰り返しおっしゃられており、目の前のことに誠実に取り組むことを神様は見ておられて、そのことが次につながるということを強調されています。
他にもキリスト教の教えから、さまざまなことを紹介されていますが、その中で印象的だったのが、「人を100%信用してはいけない。その人が間違いを犯した時に、許すための2%をとっておきなさい」ということを紹介されていたことです。
ワタクシ自身は、寄るべき神様をもっていないのですが、こういう風に直接、寄るべき神様と対話ができるという状態が、どんなに心強いんだろうな、とこういう本を読むと無性に思えてなりません。