このブログでも、以前に著書を紹介したことがある、人事関連のコンサルティングをされている方の著書です。
「起業家のように企業で働く」っていうのは、自己啓発書なんかでもよく言われていることですが、小杉さんによると、余程の大企業で「歯車」となって働くのでなければ、そうなって行かないと生き残っていけない、位の切迫感を持っていかなければいけ
ない、ということです。
最早、企業は唯々諾々と上司のいうことだけやっているだけの人材を必要としておらず、どんどん問題意識をもって自律的に動ける人を選ぶ傾向が強くなっている、ということです。
そのためにはまず、自分にとっての大きなビジョンを持っていることが重要であり、そういう大きな目標があるからこそ、それに向かった「自律的な」動きができるんだということです。
そうした上で、会社のビジョンと自分のビジョンをすり合わせて昇華していく、という位の気概が求められているようです。