小さな自分で一生を終わるな!/ウェイン・W・ダイアー

 

小さな自分で一生を終わるな! (知的生きかた文庫)

小さな自分で一生を終わるな! (知的生きかた文庫)

 

 

 アメリカの著名な自己啓発本の作者である、ダイアーさんの本です。

 この本は、ダイアーさん自身の生い立ちにも触れられていて、ちょっと他の著書と趣が異なります。

 ダイアーさんのお父さんは、家族を捨てて出奔していて、ダイアーさん自身もお父さんのことを恨んでいたということですが、お父さんが亡くなったという知らせを受けて、墓に参って、その瞬間、お父さんを赦そうという気になり、そのあとから人生が開けていったということです。

 そういうキッカケは多少特殊なのかもしれませんが、ものごとをプラスの側面から見ることによるメリットを語られます。

 ついつい我々は、問題点を解決しようということでマイナス面ばかりに目を向けがちで、できないことばかりを気にしてしまうのですが、自分ができることにフォーカスすることによって、新しい展開が開けてくるということで、ワタクシも少しは、そうありたいなと…