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知らないと損する会社と職場の歩き方/高城幸司

 

知らないと損する会社と職場の歩き方

知らないと損する会社と職場の歩き方

 

 

 ちょっと修飾がクド過ぎてわかりにくくなってますが、高城さん自身の意図としては、旅行するのにガイドブックがあるように、会社生活にもガイドブックが必要なご時世なんじゃないか、ということで、『地球の歩き方』をモジッて『会社の歩き方』なんだそうです。

 最後の方に、現在の会社では長期雇用慣行が廃れていったことに伴い、OJTが崩壊しつつあるということを指摘されていて、キャリア採用の人も含めて会社に新たに入ってくる人が、その会社でどう振る舞うべきか、ということについて、自分で試行錯誤しながら身に付けるしかないという状況もあるようで、それまでの段階で、致命的な地雷を踏んでしまわないように、という配慮からこの本を書かれたということです。

 冒頭で主張されているのが、「半径5m以内」との付き合い方というのが、最も重要だということで、如何に周囲とうまくやって行くか、ということが、会社生活の最重要課題だということを指摘されています。

 同じようなことを『人事部は見ている』の楠木さんも指摘されていて、割と先進的な感覚をお持ちだと思っていた高城さんが同じようなことをおっしゃっているのが、ちょっと意外だったのですが、それだけ普遍的なことなんでしょう。

 それから退社にいたるまでのふるまいを微に入り細に入り解説されていて、まさに「会社の歩き方」を称するにふさわしいモノだと言えます。