一流の人に学ぶ自分の磨き方/スティーブ・シーボルト

 

一流の人に学ぶ 自分の磨き方

一流の人に学ぶ 自分の磨き方

 

 

 この本も『年収を上げる読書術』の推薦図書です。

 この本の著者は元々プロテニスプレイヤーだったとのことですが、一流の人と二流の人に大きな能力の差があるのかというと、多くの場合、そういうワケではないとおっしゃいます。

 むしろ能力の差は紙一重で、ココロの持ちようひとつで、一流の人の行動をマネれば、大概の人は一流になれるということなんだそうですが、多くの人はそれをやらない、ということです。

 何故かというと、一流の人は自分のことについて「肯定」から入るのに大して、二流の人は「否定」から入ってしまうので、どうせムリだ、と思ってしまうからなんだそうです。

 この差が、何事においても「一流」と「二流」を分ける大きな要因みたいです。

 この本の原題は“177 Mental Toughness Secrets of the World Class”ということで、いかに自分を信じぬけるか、それが「一流」であるための「唯一の条件」のようです。