大放言/百田尚樹

 

大放言 (新潮新書)

大放言 (新潮新書)

 

 

 数々の「炎上」で知られる作家の百田さんが開き直った?本です。

 確かに、元々関西のお笑いの世界で脚本を手掛けられていただけあって、ミョーなサービス精神からブラックな発言をされている側面もあるんですが、でもよくよく読んでみると、ごくごく一部のフレーズのみをあげつらって、バッシングをしているという側面もあるようです。

 「放言」とは言っているものの、かなり「まっとうな」ことを語られている方が多くて、どっかで大手マスコミを「敵」に回してしまったことで、悪意で捉えられているという部分もあるようです。

 それにしても、ホンのジョークをあげつらって袋叩きにする昨今の風潮って、コワいですねぇ…