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「IT断食」のすすめ/遠藤功・山本孝昭

 

「IT断食」のすすめ (日経プレミアシリーズ)

「IT断食」のすすめ (日経プレミアシリーズ)

 

 

 最近はスマホ依存みたいなことも言われますが、この本はオフィスにおける過度のIT依存の結果、却って生産性が低下しているということで、「IT断食」によって企業の本来の活力を取り戻そうという趣旨です。

 元々業務の効率向上ということで導入が進められてきたITで、確かにある部分では圧倒的に効率が上がったのですが、逆にITが導入されたために発生した仕事もあり、トータルで見るとパフォーマンスが低下しているのではないか、と指摘されています。

 例えばメール処理なんかで、自分にはあまり関係のないモノがCCで送られてきて、全く無視をするわけにも行かず、時間をとられてしまうということがあります。

 またパソコンに向かって何かをしていれば仕事をしたような気になったり、サボっているのをゴマカしやすくなったりもするようです。

 でもそれよりも一番の弊害として、本来一番重視すべき顧客対応のための時間が蔑ろにされていることが挙げられるということです。

 そういう意味で、一旦「IT断食」をしてITがない状況に立ち戻り、その上でどれくらいITを自分の仕事にITを取り入れたらパフォーマンスを最大化できるのか、ということを探ってみることをススメられています。

 ITに使われるのではなく、パフォーマンスを最大化するためのツールとして「使う」ことを意識しないといけないようですね。