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自己啓発の時代/牧野智和

 

自己啓発の時代: 「自己」の文化社会学的探究

自己啓発の時代: 「自己」の文化社会学的探究

 

 

 常見さんの自己啓発に関する推薦図書ということで手に取ってみたのですが、見てみたら社会学のセンセイの著書ということでイヤな予感がしたのですが、ビンゴ!でした…

 あとがきに編集者からクソ面白くない文章を書いて!的な批判をされたって書いてありますが、だったら何とかしろよ!と言いたいところですが…

 切り口としては、なぜ自己啓発がここまで広まったのかということに対して、社会がそれを求めている…じゃあ、なぜ社会がそういうことを求めるようになったのか?ということで切り口は面白くて、それに沿って、自己啓発本の傾向を分析しているのですが、結局結論として何が言いたいのかよくわからなくなってしまっています。

 就活の自己分析シートなんかが契機になっているようなことが書かれていて、自分の適性を活かすことで生産性を上げようということもあるのかもしれませんが、結局センセイ自身がどういう結論に至ったのか、わかりません。

 こんな論文で学位が取れるもんなんでしょうか…