数々の歯に衣着せぬ発言で「炎上」を引き起こしている百田さんがかたる「メンタルタフネス」論です。
百田さん自身「大放言」で激しいバッシングを受けておられますが、この本の中でおっしゃるところによると、必ずしも平然とされてばかりではないということで、ヘコんでおられる時もあるようです。
ただ、だからと言ってシュンとなって、ただただ反省というワケでは、モチロンなくて、言うべきことは言わなくては!ということのようです。
子供の頃から、どの辺まで言ったら地雷を踏むのか、ということをトライアルアンドエラーで、肌感覚として試してこらえたという経験もあって、バッシングへの対応も筋金入りです。
根底にあるのは、日本人は他人に対していい人と思われたいという志向が強すぎる、と指摘されています。
ある程度、その部分を諦めると、かなり言いたいことをしっかりと言い切れるみたいです。
引用されている橋下元大阪府知事のコメントが印象的だったのですが、木星から自分の発言を見たら、全然大ごとではない、ということをおっしゃっておられますが、多分百田さん自身もそう思ってらっしゃるんでしょうね…(笑)