職業としてのAV女優/中村淳彦

 

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)

 

 

 ワタクシも若い頃にはいろいろとお世話になったAV女優さん方ですが、さすがにここ数十年はご無沙汰だったのですが、かなり状況が変化しているようです。

 というのも、当時と比べるとAVってかなりアンダーグラウンド感が軽減されているようで、AV女優の成り手のリクルーティングも、かつてであれば強引かつアヤシい勧誘が主力だったのに対し、最近はプロダクションがHP上で勧誘をすると応募が殺到するということで、隔世の感があります。

 とはいうものの、セックスを売り物にして、ハダカが公の空間に残り続けるということは間違いのないことのようで、必ずしも女性に取って有益な選択肢であるとは言い難いということで、安易な選択を戒められています。

 まあ、この歳になると別世界ではあるものの、ムスメを持つ父親としての顔もあるワタクシとしては、あんまりそういうところを安易におカネに換えるという選択肢は、可能な限り後ろに持って行った方がいいんじゃないか、とは思うのですが…