ここのところ何とか社会学を理解しようとして、何冊かの本にあたっていて、今のところ跳ね返されているのですが、実は哲学もワタクシにとって、そういう対象の1つで、小川さんの本も何冊か読んでみたのですが、哲学の色が薄いモノは楽しめたものの、濃くなると跳ね返されてきたという感じでした。
結論から言うと、この本は「哲学」を名乗るモノの「どこが?」とツッコみたくなるほど、哲学の色は希薄です。
ここで「もてる」と言っているのは、異性にもてるということに限らず、多くの人から慕われるといったような意味合いで使われているということです。
ということで、人に慕われるための要素として、
・情熱
・尊敬
・信頼
・寛容
・自信
という要素を取り上げて、それぞれについて歴史上の人物や著名人なんかを例にして語られます。
「哲学の色が希薄」と言いましたが、こういう人のパーソナリティを掘り下げていくのって、やっぱり「哲学」なんですかね!?