ワールドカップがもっと楽しめるサッカー中継の舞台裏/村社淳

 

 

 フジテレビでサッカー中継を手掛けられている方が語るサッカー中継の“裏側”です。

 この方、まだサッカーがマイナー競技だった1980年代からサッカーのテレビ中継を手掛けられていたと言うことで、その頃は如何に一般の視聴者にサッカー中継を受け入れてもらうかということで、ゲストのキャスティングや解説の内容などに工夫を凝らされてきたことを紹介されます。

 次第に日本でもサッカーがメジャーになるとともに、世界においてサッカーが巨万の富を生み出すようになって、サッカー中継のクオリティが上がっていく反面、制約も多くなって、それはそれで苦労されていることを明かされます。

 サッカー中継で過剰な演出を非難する声をよく耳にしますが、苦労しつつサッカー中継を届けてくれているんだなあ、と思うと、ちょっと控えないと…と感じます。

 でももうちょっと静かにサッカーを見させて欲しいなと思うことも偽らざるところなのですが…