スーパーで買っていい食品 買ってはダメな食品 ―食の現場のホントのところがわかる本
- 作者: 河岸宏和
- 出版社/メーカー: さくら舎
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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食の安全を啓発し続ける河岸さんの著書です。
今回はスーパーで売っている様々な食材の選び方、使い方を紹介されています。
以前の著書でも指摘されていたのですが、スーパーは結構食品の販売について問題を多く抱えていると言うことで、卵の常温売りとか、刺身の盛合せは売れ残りを遣っていることがあったりとかということを紹介されていましたが、この本ではそれぞれの食品で行われている可能性のある“細工”だとか、こういう売り方をしていたら信用して言うという見極めといった、実用的な目利きについて紹介されています。
そんな中で店員さんにこういう質問をして、ちゃんと答えられたら信用していい店だよ、ということを、それぞれの食材ごとに紹介されます。
そういうのってうっとうしがられるよなぁ…と思うのですが、河岸さんはそうやってスーパーを鍛えて、少しでも「食の安全」の意識の高い店を育てて行こうということを提唱されています。
不況が長引いた昨今ではどうしても「安さ」が重視されますが、それでカラダを損なっていては元も子もないので、もうちょっと「安全」サイドに倒して考えるためにも、こういう本で意識を上げていきたいモノですね。