元リッツカールトンの高野さんがサービスを提供する立場で、自他共に認めるホテルフリークである牛窪さんがサービスを受ける立場でホテルの“楽しみ方”を紹介された本です。
「大人を磨く」ということですが、ホテルで受けるサービスって、それこそピンからキリまであるワケですが、特に高野さんがいらっしゃったリッツカールトンなんかだと、お客さん自身が想像もしなかったようなサービスを受けることもあり、それが「満足」を超えた「感動」を生むんですが、感性がニブイとそういう体験もスルーしてしまいかねないワケです。
そういう「不感症」にならないためにも、ホテルの洗練されたサービスを体験して感性を研ぎ澄まし、そこにどういう想いが込められているのかを振り返ることで人生が豊かになるんじゃないか、ということで、高級ホテルでサービスを受ける体験を奨められています。
ただ高級ホテルに泊まる経済的な余裕がない人のために、時折ちょっと贅沢をして朝食をいただきに行くなどの気軽な楽しみ方も紹介されています。
確かにそういうのもアリだなということで、早速ホテルに朝食をいただきに行こうかな?