それでもなお、人を愛しなさい/ケント・M・キース

 

それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条

それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条

 

 

 この本、結構自己啓発本の古典のようで、神田昌典さんや勝間和代さんなんかも推薦されているようです。

 この本は、著者のキースさんがハーバードの学生だった時に書かれた「逆説の10ヵ条」というものに基づいており、あまりに格調高い内容なので、引用したマザーテレサの言葉として広まっていったというエピソードまであります。

 善行を積むことや、成功すること、他者に貢献するといったことが、それにより妬まれたり、付け込まれたり、足元をすくわれたりと言う事態になることも少なからずあるのですが、それでもなお、善行をつづけるよう励ますという趣旨です。

 確かにいいことをして、それが原因で不利益を被ったら、バカバカしくなってやめてしまおうと思ってしまうかもしれませんが、それで善行がなくなったら、その不利益はさらにはかり知れません。

 だから、逆境にメゲずに善行を積み続ける…それこそが真の善行となるんだな、ということで…