急に売れ始めるにはワケがある／マルコム・グラッドウェル

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫)

　タイトルには「売れ始める」とありますが、「売る」ことだけではなく、急に「広まる」現象に共通する原因を追究されます。

　題材として取り上げられているのが、ハッシュ・パピーの靴が売れ始めたことやとニューヨークでの犯罪の現象といったモノがあるのですが、一見共通点がなさそうなのですが、キッカケとなるタイミングがあるようです。

　「売れ始め」だとわかりやすいのですが、“コネクター”と言われる様々な分野の人々との接点がある人にその商品が届いて、それを奨めると急激に広まることが多いようです。

　「80対20の法則」などのセオリーと対比して「広まる」キッカケとなる様々な“トリガー”を取り上げて、検証をされているので、自分が使えそうなモノをウマく使えばヒットを出せるかも知れませんよ!?