堀江さんが、自らをモチーフにした主人公がパソコンの黎明期にタイムスリップするストーリーの小説です。
主人公がタイムスリップして出会うのが、アスキー創業者の西さんをモデルにしたと思われる人物で、その人物がビル・ゲイツをモデルにした人物と親交していく様子に主人公も絡んでいくというモノです。
タイムスリップなんていうとチープな舞台設定だと敬遠する向きもあると思うますが、パソコンの黎明期の熱気を思い起こさせるようで、読み物としてもかなり読み応えがあります。
それよりも堀江さん自身が、なぜそれだけのチャンスがありながら、日本人が世界をリードするようなOSをモノにできなかったのか…と悔しがっておられるような気がしました。
ちょっと想定はキワモノっぽくていただけませんが、おススメです。