「正義」を考える/大澤真幸

 

「正義」を考える 生きづらさと向き合う社会学 (NHK出版新書)

「正義」を考える 生きづらさと向き合う社会学 (NHK出版新書)

 

 

 以前も橋爪先生との『ふしぎなキリスト教」を紹介した社会学界のビッグネームである大澤先生の著書を手に取ってみました。

 これまでもこのブログで何とか社会学を理解しようとして跳ね返されてきたんですが…

 この本は社会学的に「正義」というものを考えるということなんですが、結構哲学っぽいというか、こういう場合だったらどうする?といったことがあるのですが、それにこういう社会的な環境を加味して考えると…みたいなことを考えていくと、個人の志向ではあるんですが、かなり社会的な環境が判断に大きな影響を及ぼすんだなぁ、ということを示されます。
 
 まあ、傍証のための例え話なんかが難解だったりと、やっぱりどこか跳ね返されてしまっている気がしてしまいますねぇ…ぼちぼち社会学関連からは撤退かな…