「働き方改革」が叫ばれるようになって、多くの企業がそれに向けた取組をしていますが、なかなか定着に至っている企業が増えてこないというのが実態のようですが、それを阻んでいるのが何なのかを語ります。
ただこの本、かなり問題提起がフワッとしていて、ここが悪いからここを直そうという明確なモノではなくて、ちょっとイラッとするところも無きにしも非ずなんですが、それだけ阻害要因を特定するのが難しいということなんでしょうね…
長時間労働に悩まされる人がいる一方で、思ったように働く機会を得ることができない人もいて、うまく平準化ができればいいのですが、なかなかうまく進まないようです。
その原因というのは明確にはされてはいないんですが、フワッとした感じでいうと“既成概念”とか“常識”っていうか、人々がなんとなく、でも有形無形の強力なシバリで従ってしまっている…なんとなくなんで逆に修正することが難しい“何か”なんだと思えます。
でも、ひとつずつ“新しい”モノを積み上げて変えていくしかないんでしょうね…