東大から刑務所へ/堀江貴文、井川意高

 

東大から刑務所へ (幻冬舎新書)

東大から刑務所へ (幻冬舎新書)

 

 

 共に東大卒で刑務所に収監されたという共通の“キャリア”を持つお二方の対談です。

 刑務所への収監以前から親しかったようで、収監前後にも情報交換をされていて、その時期拘置所で長く拘留された「知の怪人」佐藤優さんにもアドバイスを求めていたようです。

 結構含蓄がありそうなタイトルなんですが、基本的に東大に行った経緯と、その後のビジネス界での活躍、起訴から収監、出所に至るまでの経験を語るということで、読み物としてはかなりオモシロいのですが、そんなに深い教訓を残そうという意図はあまりなさそうで、個人的にはタイトルを深読み過ぎてしまったかも知れません。

 佐藤優さんも再三おっしゃっていましたが、地検特捜部に目をつけられたら逃れられないということで…多くの人には縁がないことでしょうけど…