世界のエリートはなぜこの基本を大事にするのか?/戸塚隆将

 

世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

 

 

 ゴールドマン・サックス勤務から、ハーバードビジネススクール(HBA)でのMBA取得を経て、マッキンゼーでも活躍されたという眩すぎる経歴を持つ方がビジネスの“心得”を語られます。

 この3つの経歴というのは、アメリカでトップクラスのビジネスパーソンがこのうちの複数を持つ人が多いということで、これらに共通する“心得”みたいなものを紹介されます。

 といっても一つ一つがそれほど特別なモノなワケではなくて、ある意味“凡事徹底”が抜きんでる秘訣とも言えそうです。

 そんな中でも、特にアメリカのビジネスパーソンは人とのつながり、ビジネスの表面上だけのモノではなくて、真実味のあるつながりを重視するということで、HBAで苦労して共に課題をこなした仲が、将来のビジネス上の太い人脈として活かされていたり、上司とのコミュニケーションにおいても、仕事外でのつながりを通して絆を深めようとするということです。

 またアメリカのビジネスパーソンの激務ぶりをよく聞きますが、それよりもなによりも仕事において充実した成果を求めようと思ったら、プライベートの充実が不可欠だということもあって、プロジェクトのピークにあっても、集中して仕事をこなし、プライベートの部分を確保しようとするというのは意外でした。

 まあ“凡事”と言いましたが、なかなか徹底してできることばかりではないのですが、キッチリ誠実に目の前のことをこなし続けることが第一歩のようです。